子供と楽しむ中学受験

中学受験を通じて子供と楽しみながら勉強する方法

半沢直樹

巷で話題だったTVドラマの半沢直樹ですが、我が家は父(夫)が大のTV嫌い。よって、TVドラマは「公然と」見られないので、日曜の夜なんてとても無理でした(>_<)。

ただ、前の職場(母は金融機関に勤めていましたので)の友人たちからは、「見てる~?面白いよ」と言われ続けていたので、小説「俺たちバブル入行組」を読みました。

うーーん、微妙です。あんなに判り易い悪人は、今時いるのだろうか、と思いますし、運良く協力者が居たり、仲間内の裏切りがあったりと、実際には有り得ないと客観的には思いますが、エンターテイメントとしてみれば、面白かったかな。

  

この小説の真実なところは、今や金融機関であっても就職先としては「一生安泰」ではない、ということです。銀行の中には、51歳で出向となるところもありますし、母が以前勤めていた会社では、一部の部門は50歳をすぎると役職者以外は自動的に降格になります。つまり、戦力外通告です。かつ、必ずしも仕事が出来る人間が出世するわけではないというのは、どこでも同じですね。

子供たちをこんな組織に就職させるために小さいころから時間とお金と愛情を掛けて育てているのではないので、彼らには、なるべく手に職を持ったほうがいいという話をしてきています。そのための選択肢をもつための、大学進学、大学進学しやすい中学・高校生活、なんだと。